遠隔医療での副収入

2020年5月 遠隔医療での副業収入

新型コロナウイルス感染症の流行もあり、ここ数ヶ月でLINEヘルスケアfirst callなどオンラインでの診療・健康相談サービスが飛躍的に発展してきました。

そうしたサービスで回答を行うことで、副収入を得ることが医師の副業としてオススメです。 私も実践しているので、2020年5月の収入状況について公開していきたいと思います。

2020年5月 遠隔医療での副業収入は58.7万円でした

遠隔診療とは

遠隔診療とはその名の通り、インターネットを通じて診療を行うものです。

詳しく分類するとオンライン診療・健康医療相談などに分類されます。

メモ 遠隔診療の分類

オンライン診療、オンライン受診勧奨、遠隔健康医療相談というのは少しずつ異なっています。

簡単に説明すると、”診断”や"処方"をするとオンライン診療扱いになりますが、「この症状では一般的にこのような病気が考えやすい」などと情報提供をするのがオンライン健康相談です。

詳しく知りたい方は厚生労働省のオンライン診療の適切な実施に関する指針を読まれると良いでしょう。

詳しい分類はともかく、なにか健康に関する悩み事がある人に対してオンラインで情報提供を行うというのが基本スタンスです。テキストベースで診療を行っているイメージで良いでしょう。

回答側に回ることで、報酬を得ていくことが基本となります。

とくに医師の場合、健康・医療のスペシャリストとして需要があり参入障壁も高いため、比較的給与面で恵まれています。

時間・場所を問わずにPCがあれば可能なことからも、副業としてオススメです。

first call

first callはメドピアの連結子会社であるMediplatの事業で、オンラインでの健康相談サービスを提供しています。

仕事の内容としては相談者の質問に対しテキスト回答を行うことになります。

23歳男性
以前から時折心窩部の痛みがある。吐き気などはないがすぐ受診したほうがよいか

医師
胃潰瘍などが考えやすいかと思います。その場合は胃酸を抑える飲み薬が有効ですので、症状が続くようなら一度消化器内科を受診されると良いでしょう。
ただ腹痛などが強いわけでなければ、今すぐの受診は必要ないかと思います。

だいたいこんな感じですね

実例

回答者(医師)に対して相談者(患者)から返信があることもありますが、8割程度の相談では1回のやり取りで終了するため一問一答が基本となります。 詳しくはこちらの記事で解説しています。

【オンライン診療】first callで月15万円の副収入を目指す

続きを見る

2020年5月のfirst callの収入は25万円(300円/1件 x 830件/月)でした。

LINEヘルスケア

LINEヘルスケア株式会社は、8000万人のユーザを抱えるLINEと、27万人の医師会員を抱えるエムスリーが共同出資した会社です。

LINEヘルスケアでは2019年11月から遠隔医療の一環としてオンラインでの健康相談サービス(遠隔健康医療相談)を実施しています。今後は処方も可能な本格的なオンライン診療を導入予定とのことです。

first callは一問一答形式ですが、LINEヘルスケアでは30分の間相談に答えていく形が基本となります。相談者側の画面だと普通のLINEと同じ様に表示されるので、チャット形式になります。

画像引用:子どもの誤飲が心配…。万が一のときの対処方法を医師に相談! : LINEヘルスケア公式ブログ

LINEヘルスケアについて、詳しくは下記の記事で書いています。

【オンライン診療】LINEヘルスケアで月10万円の副収入を目指す

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2020年5月のLINEヘルスケアの収入は33.7万円(いますぐ相談約210件・あとから相談約50件)でした。

まとめ

2020年5月は遠隔医療での副収入合計は58.7万円でした。 相談件数など、コロナブームだった2020年3月と比べると少し落ち着いてきているように感じます。

遠隔医療はなにぶん歴史の浅い分野なので今後どうなるかは不透明ですが、ブームの間にしっかり収益を上げておきましょう。

当ブログでも遠隔医療での副業収入を報告していきます。現在はLINEヘルスケアとfirst callの2本立てですが、それ以外にも良いものがあればまた紹介していきたいと思っています。

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