遠隔医療での副収入

2020年7月 遠隔医療での副業収入は89万円でした

新型コロナウイルス感染症の流行もあり、ここ数ヶ月でLINEヘルスケアfirst callなどオンラインでの診療・健康相談サービスが飛躍的に発展してきました。

医師の場合そうしたサービスで回答を行うことで、副収入を得ることができます。

私も実践しているので、2020年7月の収入状況について公開していきます。

先月分はこちら

2020年6月 遠隔医療での副業収入は184.5万円でした

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2020年7月 遠隔医療での副業収入は89万円でした

遠隔診療とは

遠隔診療とはその名の通り、インターネットを通じて診療を行うものです。

詳しく分類するとオンライン診療・健康医療相談などに分類されます。

メモ 遠隔診療の分類

オンライン診療、オンライン受診勧奨、遠隔健康医療相談というのは少しずつ異なっています。

簡単に説明すると、”診断”や"処方"をするとオンライン診療扱いになりますが、「この症状では一般的にこのような病気が考えやすい」などと情報提供をするのがオンライン健康相談です。

詳しく知りたい方は厚生労働省のオンライン診療の適切な実施に関する指針を読まれると良いでしょう。

詳しい分類はともかく、なにか健康に関する悩み事がある人に対してオンラインで情報提供を行うというのが基本スタンスです。テキストベースで診療を行っているイメージで良いでしょう。

回答側に回ることで、報酬を得ていくことが基本となります。

とくに医師の場合、健康・医療のスペシャリストとして需要があり参入障壁も高いため、比較的給与面で恵まれています。

時間・場所を問わずにPCがあれば可能なことからも、副業としてオススメです。

【月10万円〜】医師副業としての遠隔医療のススメ

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遠隔診療での副業

  • チャット・テキストで健康相談に回答
  • PCがあれば時間や場所を問わずに仕事が可能
  • 医師免許が必要で参入障壁が高いため、給与面で恵まれている
  • 収入は作業量に比例し、伸びしろは少なめ

first call

first callはメドピアの連結子会社であるMediplatの事業で、オンラインでの健康相談サービスを提供しています。

仕事の内容としては相談者の質問に対しテキスト回答を行うことになります。

23歳男性
以前から時折心窩部の痛みがある。吐き気などはないがすぐ受診したほうがよいか

医師
胃潰瘍などが考えやすいかと思います。その場合は胃酸を抑える飲み薬が有効ですので、症状が続くようなら一度消化器内科を受診されると良いでしょう。
ただ腹痛などが強いわけでなければ、今すぐの受診は必要ないかと思います。

だいたいこんな感じですね

実例

回答者(医師)に対して相談者(患者)から返信があることもありますが、8割程度の相談では1回のやり取りで終了するため一問一答が基本となります。

詳しくはこちらの記事で解説しています。

【オンライン診療】first callで月15万円の副収入を目指す

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2020年7月のfirst callの収入は45万円(300円/1件 x 1500件/月)でした。※概算

first call
2020年
3月 4月 5月 6月 7月
収入 21.7万円 15万円 29.3万円 134.8万円 45万円

LINEヘルスケア

LINEヘルスケア株式会社は、8000万人のユーザを抱えるLINEと、27万人の医師会員を抱えるエムスリーが共同出資した会社です。

LINEヘルスケアでは2019年11月から遠隔医療の一環としてオンラインでの健康相談サービス(遠隔健康医療相談)を実施しています。今後は処方も可能な本格的なオンライン診療を導入予定とのことです。

first callは一問一答形式ですが、LINEヘルスケアでは30分の間相談に答えていく形が基本となります。相談者側の画面だと普通のLINEと同じ様に表示されるので、チャット形式になります。

画像引用:子どもの誤飲が心配…。万が一のときの対処方法を医師に相談! : LINEヘルスケア公式ブログ

LINEヘルスケアについて、詳しくは下記の記事で書いています。

【オンライン診療】LINEヘルスケアで月10万円の副収入を目指す

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2020年7月のLINEヘルスケアの収入は44万円(いますぐ相談約280件・あとから相談約70件)でした。

これまでの推移は下記の通りです。

LINEヘルスケア
2020年
3月 4月 5月 6月 7月
収入 62.2万円 44.5万円 33.7万円 51万円 44.3万円

まとめ

2020年7月は遠隔医療での副収入合計は89万円でした。

遠隔医療はYouTuberよりも更に歴史の浅い分野で今後は不透明ですが、ブームの間にしっかり収益を上げておきたいところです。

幸い、もともと2020/6/26までとされていたサービス無料提供期間は2ヶ月間延長され8/31までとなりました。

経済産業省は23日、インターネット経由で医療専門家に健康相談ができる無料窓口の設置期間を8月末まで2カ月間延長する方針を固めた。新型コロナウイルス感染への懸念から病院・診療所訪問をためらう声が多く、26日の終了期限を延ばす。
ネット健康相談、8月末まで延長 新型コロナ受け、無料で対応―経産省:時事ドットコム

当ブログでも遠隔医療での副業収入を報告していきます。

現在はLINEヘルスケアとfirst callの2本立てですが、消費時間も踏まえてfirst callは一旦終了しオンライン産業医を始めてみました。また折を見て紹介します。

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