新型コロナウイルス感染症の流行もあり、ここ数ヶ月でLINEヘルスケア・first callなどオンラインでの診療・健康相談サービスが飛躍的に発展してきました。
医師の場合そうしたサービスで回答を行うことで、副収入を得ることができます。
私も実践しているので、2020年9月の収入状況について公開していきます。
先月分はこちら
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2020年8月 遠隔医療での副業収入は50万円でした
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2020年9月 遠隔医療での副業収入は27.5万円でした
遠隔診療とは
遠隔診療とはその名の通り、インターネットを通じて診療を行うものです。
詳しく分類するとオンライン診療・健康医療相談などに分類されます。
メモ 遠隔診療の分類
オンライン診療、オンライン受診勧奨、遠隔健康医療相談というのは少しずつ異なっています。
簡単に説明すると、”診断”や"処方"をするとオンライン診療扱いになりますが、「この症状では一般的にこのような病気が考えやすい」などと情報提供をするのがオンライン健康相談です。
詳しく知りたい方は厚生労働省のオンライン診療の適切な実施に関する指針を読まれると良いでしょう。
詳しい分類はともかく、なにか健康に関する悩み事がある人に対してオンラインで情報提供を行うというのが基本スタンスです。テキストベースで診療を行っているイメージで良いでしょう。
回答側に回ることで、報酬を得ていくことが基本となります。
とくに医師の場合、健康・医療のスペシャリストとして需要があり参入障壁も高いため、比較的給与面で恵まれています。
時間・場所を問わずにPCがあれば可能なことからも、副業としてオススメです。
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【月10万円〜】医師副業としての遠隔医療のススメ
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遠隔診療での副業
- チャット・テキストで健康相談に回答
- PCがあれば時間や場所を問わずに仕事が可能
- 医師免許が必要で参入障壁が高いため、給与面で恵まれている
- 収入は作業量に比例し、伸びしろは少なめ
LINEヘルスケア
LINEヘルスケア株式会社は、8000万人のユーザを抱えるLINEと、27万人の医師会員を抱えるエムスリーが共同出資した会社です。
LINEヘルスケアでは2019年11月から遠隔医療の一環としてオンラインでの健康相談サービス(遠隔健康医療相談)を実施しています。今後は処方も可能な本格的なオンライン診療を導入予定とのことです。
LINEヘルスケアでは30分の間相談に答えていく形が基本となります。相談者側の画面だと普通のLINEと同じ様に表示されるので、チャット形式になります。
LINEヘルスケアについて、詳しくは下記の記事で書いています。
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【オンライン診療】LINEヘルスケアで月10万円の副収入を目指す
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2020年9月のLINEヘルスケアの収入は27.5万円(いますぐ相談約170件・あとから相談約50件)でした。
これまでの推移は下記の通りです。
LINEヘルスケア | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 |
収入 | 44万円 | 33万円 | 51万円 | 44万円 | 50万円 | 27.5万円 |
LINEヘルスケアは2020年9月で実質終了
LINEヘルスケアはこれまで無料相談期間でしたが、2020年10月から有料サービスへ移行することになりました。
サービス無料提供終了のお知らせ : LINEヘルスケア公式ブログ
これまで無料だったのにいきなりこれだけの課金をして使う人がどれだけいるのか、というとかなり少ないでしょうから実質終了と言っても良さそうです。
無課金で遊べていたゲームがワンプレイ2000円になって誰がやるのか?というと、1%くらいしかやらないでしょう。
まあβテスト開始(2019/11)から1年弱の間お世話になったので、今後どうなるかは見守っていきたいところですが…
LINEドクター
LINEとしてはLINEドクターという"オンライン診療"サービス(≠遠隔健康相談)を2020年11月から始めるため、こちらがメインになりそうです。
オンライン診療サービス LINEドクター 導入クリニック募集中!
一時期LINEドクター+バーチャルオフィスなら固定費ほぼなしでクリニックが開始できるかな?と考えましたが、保健所の認可が必要でハードルは高いでしょう
開業医というのは借金をしてレバレッジをかけて開業して、自分の労働力を注いでそれを回収するビジネスです。
オンライン診療専門クリニックで実際の土地や機械・スタッフをなしにすれば最初のスタート費用や固定費がかからず、身軽に行えるので面白いと思いますが…
医療業界は改革が遅く法的規制がガチガチなのでまだまだ厳しいですね