今回脱ソフトバンクの一環として市販Wi-Fiルータを導入し、光BBユニットレンタル・Wi-Fiマルチパックを解約しました。
まずは自分のネット環境について
自分のネット環境
- ソフトバンクモバイル(スマホ)+ソフトバンク光(自宅ネット回線)で契約中
- ソフトバンクモバイル→UQモバイルへ移行予定(2020年10月)
- ソフトバンク光→2021年4月に2年契約終了のため移行予定
なお格安SIM3社(楽天モバイル・UQモバイル・ワイモバイル)の比較は以前書きました
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メインスマホ移行で格安SIM2社と楽天モバイルを比較【UQモバイル・ワイモバイル】
続きを見る
上記の経緯のため、自分は半年ほどソフトバンク光単体(ソフトバンクモバイルなし)で契約することになります。
ソフトバンク光のオプションプランを見直してみて、ソフトバンク光単体であれば市販のWi-Fiルーターを導入したほうが割安だと判断しました。
今回はソフトバンク光 オプションプランの検討・見直しと、市販Wi-Fiルーターの導入について書いていきます。
ソフトバンク光 オプションプランの見直し Wi-Fiマルチパックの解約
ソフトバンク光の料金プラン:非ソフトバンクモバイルユーザーには割高
光回線の多くは、スマホ回線とのセット契約で割引があります。
ソフトバンクも例外ではなく、ソフトバンクモバイル回線+ソフトバンク光の場合、条件*を満たせばスマホ回線が-1000円/月になります。
*条件 ソフトバンク光で光BBユニットレンタル+Wi-Fiマルチパック+ホワイト光電話契約
光BBユニットというのはこんなやつ
ONU(壁の光コンセントとつなぐNTTの機械)にこの光BBユニットを接続すれば、簡単にネット環境が構築できます。
さらに上記の条件*を満たすため、光BBユニットにWi-Fiマルチパックを使えば、初心者でも簡単にWi-Fiありのネット環境が作れるのが強みです。
しかもソフトバンク(スマホ)ユーザーなら料金も安めになる、素晴らしい。
ここまでの話だと光BBユニットはレンタルするのが良さそうですが、ここで問題になってくるのが料金プランです。
光BBユニット Wi-Fiマルチパックの罠:月額1,000円弱のWi-Fi機能
光BBユニットレンタルはソフトバンクモバイルとセットだと料金が安いものの、ソフトバンク光単独の契約だとかなり高くなります。
具体的にオプション料金を比較すると下記の通りです(マンションタイプ)
ソフトバンクモバイルユーザーの月額料金
- 基本料金 3,800円
- オプションパック* 500円
- 合計 4,300円
*オプションパック:ソフトバンクユーザー限定で光BBユニット(467円) + Wi-Fiマルチパック(990円) + ホワイトひかり電話(467円)が安くなる
非ソフトバンクユーザーの月額料金
- 基本料金 3,800円
- 光BBユニット 467円
- Wi-Fiマルチパック 990円
- 合計 5,257円
非ソフトバンクモバイルユーザーだとオプションパックが契約できない
つまり、光BBユニット+Wi-Fiを使う従来のパターンを続けると、月額1,000円近くこれまでより高くなってしまいます。
仮に半年間の使用としても、Wi-Fi機能のためだけに6,000円を支払う計算になります。
それならWi-Fiマルチパックを解約してWi-Fiルーターを自分で購入したほうが、将来の資産にもなって良いと考え市販ルーターを購入することにしました。
市販Wi-Fiルーターの検討:早くてデザインがまともな「Aterm WX6000HP」を選択
Wi-Fiにも実は色々と規格があり、2019年からWi-Fi6(IEEE 802.11ax)という新規格が登場してきました。
Wi-Fi6は理論上、これまでのWi-Fi5(IEEE 802.11ac)より1.5倍ほど早いとされています。
iPhone11やiPhonse SE(第2世代)がWi-Fi6に対応しており、今後は対応機種が増えていくと思います。
Wi-Fiルーター沼は深いので考え始めると日が暮れそうですが、自分は下記の条件から「NEC Aterm WX6000HP」を選びました
ポイント
- Wi-Fi6対応で将来性がある
- アンテナ内蔵で見た目がゴツくない
- リビングに置いても許容できるデザイン
- トライバンド(2.4GHz帯+2つの5GHz帯)対応で複数機器の同時接続に強い
実売価格25,000円と少し高めですが、Wi-Fiルーターなんて一度買えば5年間くらいは買い換えないので多少高くても元は取れるはず
完全に余談ですが、Wi-Fiルーターのデザインゴツいのが多すぎる問題
そんな中で上記のWX6000HPはデザインがスッキリしていて置いても圧迫感のないデザインが高評価です
市販Wi-Fiルーターの導入により、Wi-Fiマルチパックは解約できることになりました。
ソフトバンク光 非ソフトバンクモバイルユーザー Wi-Fiマルチパック解約後
- 基本料金 3,800円
- 光BBユニット 467円
- 合計 4,267円
これで月額料金としては、ソフトバンクモバイル+オプションパックとほぼ同等です。
ここで問題となってくるのがもう一つのオプションプラン、光BBユニットレンタルを解約するべきか否かという点です。
光BBユニットレンタル オプション解除時の注意点:IPv6が使えなくなる
光BBユニットレンタルのオプションを解約することによる問題点はただ一つ、IPv6が使えなくなることです。
IPv6ってなに?という人も多いと思いますが、簡単にいうとネットの通信方式で下記2つ
- IPv4
- IPv6
IPv6の方が新しくて早い規格です。
自分は光BBユニットレンタルを残すかどうか迷いましたが、
- 光BBユニットレンタルに月額467円必要なこと
- IPv4だとどのくらい遅くなるのかは未知数なこと
から、光BBユニット・Wi-Fiマルチパックの両方とも解約してしまいました。
ただオプションの解約は翌月末となるので、実際にIPv4接続で速度が出ないのかどうかはまだ判明していません。
今のところ、先述のWX6000HPに変更して上り/下りともに100Mbps以上と十分実用的な速度が出ています。
IPv4接続になってからの回線速度もまた検証してみます。
まとめ
今回は自宅のネット回線であるソフトバンク光について検討しました。
ポイント
- ソフトバンク光は非ソフトバンクモバイルユーザーには割高
- 非ソフトバンクモバイルなら市販Wi-FIルーターを用意してWi-Fiマルチパックは解約すべき
- Wi-Fiルーターは将来性を考えるとWi-Fi6対応のものがおすすめ
- 光BBユニットレンタルは解約するとIPv6接続が利用できなくなるので、速度を重視するなら注意