USB-Cポートに直挿しして、Apple Watchが充電できるアダプタを購入しました
Maco Go Apple Watch USB-C 磁気充電ドック
- ケーブルがなく、荷物がかさばらない
- MacBookやiPadで充電できるので、USB-Aポートの空きが増える
- デザインが工夫されており、隣のポートを塞がない(干渉しない)
- MFi(Made For iPhone)認証非対応なのは残念
非常に小サイズで旅行や出張など、外出先で充電をしたいときに便利です
今回はこの商品を紹介していきます
Maco Go Apple Watch USB-C 磁気充電ドック レビュー
Maco Go Apple Watch USB-C 磁気充電ドック 特徴・写真
Maco Go Apple Watch USB-C 充電ドックのスペック
- 端子:USB Type-C - Apple Watch磁気充電
- 入力:5V-1A, 出力:2.5W
- サイズ:横幅32mm, 高さ44mm
- 重量:10g
カラーは4色あります(ブラック/グレー/アクア/レッド)
自分が購入したのはアクアです
中身は充電ドック本体と薄い説明書1枚だけ
ちなみに説明書は英語でした
サイズは単3電池とほぼ同じくらいです
重量は実測で10g
Maco GoはUSB-Cポート専用ですが、別途USB-A to USB-C変換コネクタが発売されています
実物はこんな感じ
一応"Maco"のロゴがありますが、これ以外の変換コネクタでも実用上は問題なさそう
デバイスはシンプルなら出来ることもシンプルで、
Apple Watchを充電する、ただそれだけ
ということで、実際に使ってみましょう
Maco Go Apple Watch USB-C 磁気充電ドックを実際に使う
Apple Watchを持っている人は、Macユーザーが多いと思います
最近のMacデバイス(MacBook/iPad)は多くがUSB-C端子を搭載しているため、そこから充電するのが一番簡単です
またモバイルバッテリーから充電するのも良いでしょう
実際にいくつかためしてみました
- MacBook Pro
- iPad Pro
- モバイルバッテリー
- 壁挿しUSB充電器
MacBook Pro
MacBook Proで充電してみたところです
本製品は充電コネクタが端に寄っているため、隣接するUSB-Cポートとの"干渉"が起こりづらくなっています
このため左側面にしかUSB-CポートがないMac(MacBook Airなど)でも、Apple Watchの充電+MacBook本体の充電が同時に行えるメリットがあります
iPad Pro
iPadでも、USB-Cポートを搭載するものが増えました
なかでも一番"映える"のはMagic Keyboardのスタンドを使いながらの充電です
マグネット固定でガッチリしているので、とくにズレる心配はなさそう
なお、普通に机に置いた状態でも充電は可能です
充電ドックの厚みがないので、カバーをつけずに机に直接置いてもバンドが接地面に当たることはありませんでした
(ループタイプのバンドだと当たるかも)
ただiPadはUSB-C端子が1つしかないため、Apple Watchの充電を行うとiPad本体の充電ができなくなることには注意
モバイルバッテリー
USB-Cポート搭載のモバイルバッテリーで充電を試しました
シンプルですが、モバイルバッテリーでの充電が一番実用的かもしれません
使用しているモバイルバッテリーはRP-PB186(オリジナル版)です。10,000mAhなのに29Wの高出力が可能でオススメ
-
【モバイルバッテリー】RAVPower RP-PB186 10,000mAhクラスで29W高出力に対応
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USB-C to USB-A変換コネクタを使うと、USB-Aポートでも充電できました
壁挿しUSB充電器
USB-Aポートを搭載しているため、変換コネクタを介して充電してみました
壁挿し充電に関しては、「できなくもないけどちょっと無理がある」というところ
ここからは実際に使ってみて感じた、メリットとデメリットを挙げていきます
メリット:Macユーザーなら余っているUSB-Cポートを有効活用できる
- 外出先の"USB-Aポート空きがない問題"を解決できる
- 荷物の量が減らせる
iPadやMacBookのUSB-Cポートが有効活用できる
とくに外出先・旅行時では、USB充電器のUSB-Aポートが足りなくなることが多いです
Maco Goを使いApple Watchの充電にMacBook/iPadの端子を借りることで、USB充電器の空きポートを増やすことができます
Apple Watchを充電しているとiPad本体の充電ができない
という注意点がありますが、Apple Watchは充電時間が短いので問題になることは少ないでしょう
MacBookなら2ポートないし4ポートあり、干渉しづらい設計なのでより問題は少ないかと思います
荷物のゴチャゴチャが解消される
宿泊の際はこれまでUSB-A - AppleWatch充電ケーブル(0.3m)を使っていました
Apple Watch磁気充電ケーブル(0.3m) - Apple(日本)
Maco Go Apple Watch USB-C 充電ドックを導入することで、ケーブルレスになりゴチャゴチャが解消できます
標準の1mの充電ケーブルを使っている方なら、さらに恩恵は大きいでしょう
デメリット:USB-C - USB-A変換コネクタは要らない
- USB-C - USB-A 変換コネクタを使うなら普通にケーブルで良い
- MFi(Made For iPhone)非対応
USB-A端子オンリーの人がわざわざ買う必要性は薄い
Maco Go Apple Watch USB-C 充電ドックでは、USB-C端子がない場合のため別途USB-A to USB-C変換コネクタが発売されています
ただ、これをが必要な状況がどこまであるかが疑問
というのも、上で紹介したように壁挿しのUSB充電器でMaco Goを使うのは結構無理があります
重さがあり不安定で、さらに他のケーブルを接続する際邪魔になりがち
これなら無理にUSB-C直挿しのMaco Goを買うより、普通にUSB-A - AppleWatch充電ケーブルを買う方が取り回しが良いでしょう
ただ、Apple Watchを使っている人は(MacBookやiPadを持つ)結構熱心なAppleファンが多いのであまり問題にならないかも
MFi(Made For iPhone)認証なし
MFiとはAppleが指定した基準をクリアしているよ、という証です。
※iPhoneという名前だが、Apple Watchでも同様の認証システム
これがある方が当然、充電時の信頼性が高くなります。
Maco Go Apple Watch USB-C 充電ドックはクラウドファンディング発祥で、どこにもMFi記載がありません
この辺りの信頼性の乏しさは不安要素といえます
Satechi USB-C Apple Watch充電ドックと比較
今回紹介してきたMaco Goと類似した商品として、Satechiのものが有名です
ただ、人気すぎて品薄という…
今回取り上げたMaco GoとSatechiの商品を簡単に比較してみます
USB-C Apple Watch充電器 比較 | Maco Go | Satechi |
カラー | 4色ありポップ調 | 1色 Apple製品との親和性重視 |
コネクタ干渉 | 起こりづらい | 起こりやすい |
MFi(Made For iPhone)認証 | なし | あり |
カラー/デザイン
見た目に関してはMaco Goはカラフルでポップな印象ですが、SatechiはApple製品と親和性が高い(同社でよくある)デザイン
割と好みが分かれそうですが、個人的には自由に選べるMaco Goが良いと感じました
コネクタ干渉
Maco GoはUSB-Cコネクタが本体の端に寄っており、隣接ポートとの干渉が起こりづらいです
一方、Satechiはコネクタが本体の中央にあるので干渉問題がどうしても生じてしまうようです
写真引用:【レビュー】旅行や出張、外出時に便利なSatechi USB-C Apple Watch充電ドック
干渉問題対策はMaco Goの方が良くできていると言えそう
MFi認証
MFi(Made For iPhone)認証については、Satechiの商品はありますがMaco Goはありません
MFi認証がない点はMaco Goの欠点といえます
まとめ:MacユーザーにはオススメのUSB-C Apple Watch充電ドック
Apple Watchは下記のような特徴があります
Apple Watchの特徴
- バッテリーがそんなに持たないので、基本的に毎日充電が必要
- バッテリー容量は少ない(約300mAh)
- 1回あたりの充電時間は30分〜1時間もあれば十分
ようするに"充電時間は短いけど充電回数/充電場所は必要"です
Maco Go Apple Watch USB-C 磁気充電ドックを使うと、
- iPadやMacBookでの充電が可能になり、Apple Watchの充電をする空きポートがない問題が解消
- ケーブルレスになるため、荷物の整理がしやすい
というメリットがあります
毎日持ち歩くようなアイテムではありませんが、旅行/出張先では活躍できるでしょう