2021年、あけましておめでとうございます。
昨日の大晦日に2020年の資産推移・収入&支出把握を行いました
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【家計簿公開】2020年の資産推移・収入支出を振り返る
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それを踏まえて、2021年の目標を立てました
結論としては下記のようになりました
ポイント
- 楽しく機嫌よく生きる
- インデックス投資21.5万円/月は継続する
- 最低ラインとして、インデックス投資に加えて200万円の資金を捻出する
- 給与所得に10万円/月上乗せする方法を模索する
- 結婚・同居が始まるので夫婦での家計管理をしっかりする
目標:7年後に純資産1億円
半年ほど前(30歳になったとき)に2025年末に純資産1億円という目標を立てましたが、7年後の2027年末に下方修正しました
苦しんで5年後より、そこそこ楽しんで7年後の方が自分に向いていると思ったためです
…ということで7年後に1億円のため、いくら必要なのかを再考します
2020年末の現状:2,257万円
詳しくは2020年末の資産状況を振り返った記事を参照
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【家計簿公開】2020年の資産推移・収入支出を振り返る
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要点だけまとめると以下のようになります
2020年末の資産状況
- キャッシュ類:1,083万円
- 投資信託(インデックス投資):513.9万円 国内30%/海外70%
- J-REIT:554万円
- 個別株式:106万円
- 合計:2,257万円
2027年末の資産予定:4,546万円
これから増やす分は除いて、7年後に現在の資産がどうなっているかを検討します
2027年末の資産予定
- 投資信託(インデックス投資):2,789万円 ※利回り4%仮定
- J-REIT+個別株式:674万円 ※配当金3%仮定
- キャッシュ類:1,083万円
- 合計:4,546万円
インデックス投資は月21.5万円ずつ行っていく仮定です(今年で3年目)
インデックス投資の内訳
- iDeCo:81.6万円 (6.8万円/月)
- つみたてNISA:40.0万円
- 楽天カード クレジット決済:60.0万円 (5万円/月)
- その他:76.8万円 (6.4万円/月)
- 合計:年間258.4万円
J-RETI・個別株式は現在合計660万円で、3%配当金があるという仮定です
660 + 660 × 3% ×7 ≒ 674万円
1億円 - 4,546万円で5,454万円不足していることになります
不足分を補うために必要な金額
5,454万円を7年で補うために、いくら必要かを検討しました
0万円→5,454万円
- 利回り0% 64.9万円/月 (779.2万円/年)
- 利回り3% 58.3万円/月 (699.2万円/年)
- 利回り5% 54.1万円/月 (649.2万円/年)
つまり、7カ年計画ではインデックス投資に加えて55〜60万円/月を投資に回せば何とかなりそうです
参考:10年後に1億円の場合
30代ギリギリで1億円に達するという仮定で、10年後に1億円を想定しました
この場合は7年と同様に計算すると
2030年末の資産予定
- インデックス投資:3,965万円 ※258万円ずつ積立, 利回り4%仮定
- J-REIT&個別株式:858万円 ※配当金3%仮定
- 現在のキャッシュ類:1,084万円
- 合計:5,907万円
この場合の不足金額は4,103万円なので
0万円→4,103万円
- 利回り0% 34.2万円/月 (410.3万円/年)
- 利回り3% 29.3万円/月 (351.4万円/年)
- 利回り5% 26.3万円/月 (315.5万円/年)
つまり、10カ年計画ではインデックス投資に加えて30万円/月程度が必要になります
ここまでのまとめ
2020年末の資産状況は2,257万円
インデックス投資(21.5万円/月)を継続、J-REITと個別株式は保有し続けた場合
下記の投資資金が必要
- 7年後に1億円:55〜60万円/月
- 10年後に1億円:30万円/月
目標が少し見えてきたところで、今年の収入と支出を考えます
2021年の収入予定:1,400万円
今年は結婚・引っ越しで生活環境の変化が多くなる見込み
ライフイベント
- 自分:大学院生3年目にはいるので、そのまま大学で勤務
- 妻:4月に別の病院へ異動
- 2月に入籍し4月から同居の予定
- 4月から人数の都合で自分の大学業務が増えるかも
4月以降は家計簿を共同にしようと考えていますが、不確定要素も多いので自分の分だけで考えます
大学の業務次第ですが、1,400万円は給与収入で確保できる見込み
仕事量
- 外来:週6コマ
- 当直(寝るだけ):平日 月2.5回, 日当直 月1回
- 透析当番:夕診週1回
- スポット:土日に月0〜1回
続いて支出を考えます
2021年の支出予定:988万円
家計簿アプリを参考に、2017年〜2020年までの年間支出をまとめました(クリックで拡大)
これを踏まえて2021年の予定支出を考えたところ、下記のようになりました
支出一覧 | 2020 | 2021年支出見通し | 2020年との差額 | |
食費 | ¥37.5万 | ¥40.0万 | +¥2.5万 | |
日用品 | ¥7.9万 | ¥8.0万 | +¥656 | |
趣味 | ¥42.4万 | ¥32.0万 | -¥10.4万 | |
交際費 | ¥19.5万 | ¥24.0万 | +¥4.5万 | |
交通費 | ¥39.4万 | ¥36.0万 | -¥3.4万 | |
衣服・美容 | ¥28.5万 | ¥24.0万 | -¥4.5万 | |
医療費 | ¥115.6万 | ¥12.0万 | -¥103.6万 | |
書籍代 | ¥21.3万 | ¥24.0万 | +¥2.7万 | |
水道光熱費 | ¥9.2万 | ¥5.0万 | -¥4.2万 | |
通信費 | ¥17.8万 | ¥6.0万 | -¥11.8万 | |
住居費 | ¥107.0万 | ¥150.0万 | +¥43.0万 | |
税金・保険 | ¥195.1万 | ¥400.0万 | +¥204.9万 | |
事業経費 | ¥123.0万 | N/A | N/A | |
その他 | 医師関連 | ¥76.0万 | ¥76.0万 | ¥0 |
家具 | ¥20.0万 | +¥20.0万 | ||
旅費 | ¥47.6万 | ¥30.0万 | -¥17.6万 | |
引っ越し代 | ¥11.0万 | ¥65.0万 | +¥54.0万 | |
結婚 | ¥46.3万 | ¥30.0万 | -¥16.3万 | |
雑費 | ¥2.2万 | ¥6.0万 | +¥3.8万 | |
総合計 | ¥947.5万 | ¥988.0万 | +¥40.5万 | |
※税金・事業経費を除く | ¥629.3万 | ¥588.0万 | -¥41.3万 |
補足
- 4月から同居になるので食費が上がるかも
- 新居ではインターネット無料のため通信費が安くなるが、家賃はUP
- 電気・ガス代は楽天でんき ポイント支払いなので現金支出が減少
- 遠距離恋愛でなくなり、交通費は減少の見込み(外勤先への移動はある)
- 家具は完全に趣味でもないので別途項目を作った(ガジェット/家電は趣味に)
給料天引きでないため、税金がものすごく高いですね…
税金・社会保険料
計算式は省略しますが、控除を色々使って昨年の課税所得が1180万円くらい
課税所得表で計算すると
税金見込み
- 所得税(2021):236.2万円
- 住民税(2021):118万円
- 社会保険料 約60万円:国民年金16,540円 × 12ヶ月 + 医師国保 41万円
- - 予定納税(2020年に収めた分):30万円
- + 住民税3期(2020年の残り):15.9万円
- 合計支払額:約400.0万円
頑張れば生活費削れるかな?とも思いましたが、「楽しく機嫌よく生きていく」を目的にしたので無理に節約するのは辞めました
2021年のキャッシュフロー見込み:412万円
2021年の収入から支出を引くと、412万円となります
ただし412万円のうち258.4万円は先述したインデックス投資用資金なので、残りは153.6万円になります
つまり1億円のための不足金額は下記の通り
2021年 不足金額
- 7カ年計画:500万円/年 (42万円/月)
- 10カ年計画:200万円/年 (16.5万円/月)
ここまでのまとめ
- 2021年は税金が高い&引っ越し・結婚でライフイベント多め
- 順当に行けば投資資金はインデックス投資(258万円)+154万円
- このままだと、7カ年計画には500万円/10カ年計画には200万円不足
不足額をなんとかするために戦略を立てます
2021年の戦略を考える
- 給与収入を増やす
- 副業収入を増やす
- 2馬力を利用する
給与収入を増やす
お金を稼ぐには、バイトを増やすのが一番確実性が高くて手っ取り早い方法です
1,400万円/年は控えめな見積もりなので、実際はもう少し多くなるはず
ただどうしても時間の切り売り感は出てくるので、
バイトを探す際のポイント
- 実労働時間はどのくらいか(他のことができるかどうか)
- 将来につながる仕事内容か
- 時給はどのくらいか
を考えて仕事を選んでいきたい
具体的には寝当直なら合間にPC作業ができる(このブログも寝当直中に書いています)し、自分の診療科の外来バイトなら将来につながるといえます
副業収入を増やす
すぐ結果を出すのは難しいですが、やはり副業/事業収入を増やすのは大切です
副業/事業収入のメリット
- 自分の時間を使わずに収入が得られる
- 時給の上限がない
- 経費を利用可能
- 青色申告特別控除を利用可能
具体的には
ポイント
- 医師用ポイントサイト
- オンライン健康相談(ブームは終了)
- フリマアプリでの不用品売却(メルカリ/ラクマ)
- ブログ
- 不動産事業
等があります
今回支出を計算してみて、400万円/年あればそこそこハッピーに生きられると感じました
昨年で結構キャッシュを貯められたので、いよいよ実物不動産投資を考える時期でしょうか
2馬力を利用する
4月からは妻と同居し家計簿を共有する予定なので、稼ぎ手が増えます
これによる金銭的なメリットがいくつかあります
共働きのメリット
- 給与所得が増える
- 生活費が相対的に下がる(家賃・食費・交通費など)
※現在は遠距離なので交通費が高い - iDeCoやつみたてNISAなど非課税枠が増える
証券口座やクレジットカードを作ったりと課題は色々あるので、二人で一緒に頑張っていきます!
まとめ:今年は防衛ラインを守る
2021年の状況
- 去年の年収が高かった→今年の税金が高くなる
- 引っ越しや結婚など、ライフイベントで出費が多い
- 同居開始で家計簿が共同になる
ということで、今年は守りの一年になる見込みです
2021年の目標
- 必須:インデックス投資258万円は今年も積みたて継続
- 最低ライン:10カ年計画の達成(必須+200万円)
- 理想:7カ年計画の達成(必須+500万円)
- 一人の家計管理から夫婦ふたりの家計管理に切り替える
- 10年後を見据えた行動をする
ハードワークで目先の収入を上げることより、じっくり取り組むことが大切ですね
今年も当ブログでは資産状況の報告をしていく予定です。