2022年も今日で終わり
今年も1年間、頑張って働いて遊んできました
総まとめとして以下を振り返っていきます
2022年のまとめ
- 資産状況が1年間でどのように変化したか
- 収入がどのくらいあったか
- 支出状況:何にお金を使ったか
昨年の分は下記
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【家計簿公開】2021年の資産推移・収入支出を振り返る
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今年の年初に立てた計画は下記
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31歳医師夫婦 2022年の年間予算・投資計画を考える
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2022年の資産推移・収入支出を振り返る
2022年の資産推移:個別株比率が上昇
2021年末の資産一覧は下記のようでした
詳細は以下
2021年は現金が非常に増えた1年でした(結婚に伴って妻の資産=ほぼ現金を管理するようになったため)
このため、2022年はこれまで続けてきたインデックス投資に加えて個別株投資を始める予定を立てていました
2022年始時点での方針
- 2021年は家計簿の統合で現金資産が大幅増加。結婚式と引っ越しが終わり大型出費も一段落
- 投資信託は毎月積み立て中なので、金額を変更したくない
(高値づかみになるリスクがあるため) - キャッシュフローを改善するため、配当金目的の投資を行う→個別株
具体的な投資行動は下記となりました
今年購入した金融商品
- インデックス投資:305.8万円 (2021年は298.3万円)
- 個別株式:581.6万円 (2021年は1万円)
- 合計:887.4万円
この結果、2022年末は下記のようになりました
詳細は以下
2022年末での比率(カッコ内は2021年末との比較)
- キャッシュ類:66% (-5%)
- インデックス投資:15%(国内2:国外8) (-1%)
- J-REIT:9% (-1%)
- 個別株式:9% (+7%)
そこで、各カテゴリでの変化を見ていきます
現金・銀行等:5,509万円 (前年比+1,083万円)
いわゆるキャッシュ類です
生活防衛資金として生活費35〜40万円 × 12ヶ月 ≒500万円を死守ラインとしています
生活防衛資金:いざというときに使うための備えのお金
生活費の半年分〜2年分くらいが目処とされることが多い
今年は積極的に金融資産を購入してきましたが、やはり現金も増えました
投資信託(インデックス投資)・iDeCo:1,253万円(前年比+251万円)
2022年 インデックス投資の成績
- 年間購入金額:305.8万円
- 累積購入金額:1,038.7万円
- 評価金額:1,253.1万円 (国内21% 国外79%)
- 損益:+268.8万円 (+36.7%)
今年のインデックス投資については下記の記事でも書きました
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2022年 インデックス投資の成績を振り返る【開始4.5年】
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今年は妻のiDeCoも始まり、1年間順当に積立を継続することができました
資産評価額としては昨年までの海外株式(とくに米国株式)一強時代から変わって、下落や為替変動の大きな波乱の一年でした
為替リスクのない国内株式は相対的に良い成績だったと思います
個別株式:713万円(前年比+589万円)
今年は配当金を目的に個別株を50万円/月ペースで購入しました
個別株投資の戦略
- 投資目的:インカムゲイン目的
- 投資金額:50万円/月 × 12ヶ月 = 600万円 + α (暴落時用 200万円)
- 投資対象:配当利回り3.75%以上
当初の目標は↑のような形で、現実としては600万円に少し及ばず580万円の購入でした
2022年 個別株の成績
- 合計購入金額:581.6万円
- 評価金額:712.5万円
- 損益:+37.2万円 (+5.5%)
- 年間配当金:52.1万円 (前年+22.5万円)
J-REIT:686.0万円(前年比+18万円)
J-REITは昨年コロナショックの後で買い進めた分です
2022年 J-REITの成績
- 合計購入金額:499.8万円
- 評価金額:686.0万円
- 損益:+186.2万円 (+37.2%)
2020/3の時点で相場が大きく下落したので、分配金目的で下記のように購入しました
J-REIT購入戦略
- 投資金額は500万円 (毎月50万円x10ヶ月)
- 各月で分配金利回りが高いものを5銘柄購入
- 10ヶ月後、平均分配金利回りが高ければ(>6%)継続 低ければそこで終了
今年は何も買っておらず、評価額も昨年末と大差なし
現状の平均分配金利回りは4%に届かないくらいなので、(通常の株式と比較すれば高いとはいっても)分配金目的としてはやや手が出しづらい感じです
2022年の収入・支出
収入:平均237万円/月
2021年の収入状況
- 給与収入:2,308万円 (192.3万円/月)
- 事業収入:319.2万円 (26.6万円/月)
- その他(配当所得等):189.3万円
- 合計:2,846.5万円
※夫婦合算
給与収入
今年は3ヶ月間だけ常勤に戻りつつ、残りの9ヶ月間は大学院生でした
現在の仕事量
- 外来:週5.5コマ
- 当直(寝るだけ):平日 週1.5回
- 透析当番:夕診週1回
- スポット:ほぼなし
来年は4月から大学院を卒業して常勤に戻るので、バイトが減少する見込みです。非常勤医師の方が常勤医師よりも外来収入が高いという謎の業界風習のため、収入も減少する予定…
まあ今までの数年間が恵まれすぎていた環境だったと思うことにします
事業収入
2022年は産業医業務(10事業所くらい)や医師国家試験予備校での個人指導、医療記事のライティング/監修などの副業を行っていました
ブログ記事にはできていませんが、医療記事ライティングに力を入れていました。
これまではクラウドワークスのみだったのですが、同じく大手のランサーズを始めたのが良かったです
大型案件をいただけたこともあり、年間50万円ほど収入増加となりました
支出:平均68.8万円/月
家計簿を見直して、年初に立てた予算案と比較しました
支出 | 2022年計 | 2022年案 | 予算案との差 | ※参考 2021年 |
食費 | ¥43.9万 | ¥37.0万 | ¥+6.9万 | ¥37.3万 |
日用品 | ¥8.4万 | ¥8.0万 | ¥+0.4万 | ¥7.8万 |
趣味 | ¥12.2万 | ¥42.0万 | ¥-29.8万 | ¥56.4万 |
交際費 | ¥17.3万 | ¥24.0万 | ¥-6.7万 | ¥24.3万 |
交通費 | ¥39.1万 | ¥45.0万 | ¥-5.9万 | ¥58.6万 |
衣服・美容 | ¥43.7万 ※医療脱毛13.0万 |
¥36.0万 | ¥+7.7万 | ¥52.8万 ※医療脱毛23.3万 |
医療費 | ¥16.2万 | ¥12.0万 | ¥+4.2万 | ¥5.4万 |
書籍代 | ¥13.5万 | ¥24.0万 | ¥-10.5万 | ¥13.8万 |
水道光熱費※ | ¥14.3万 | ¥9.0万 | ¥+5.3万 | ¥9.5万 |
通信費 | ¥4.9万 | ¥6.0万 | ¥-1.1万 | ¥7.4万 |
住居費 | ¥145.7万 | ¥145.0万 | ¥+0.7万 | ¥144.1万 |
税金・保険 | ¥298.4万 | ¥400.0万 | ¥-101.6万 | ¥357.3万 |
医師関連費 | ¥86.0万 | ¥76.0万 | ¥+10.0万 | ¥79.6万 |
家具・家電 | ¥5.8万 | ¥5.0万 | ¥+0.8万 | ¥39.2万 |
旅費 | ¥64.7万 | ¥35.0万 | ¥+29.7万 | ¥28.0万 |
雑費 | ¥7.3万 | ¥3.0万 | ¥+4.3万 | ¥3.2万 |
引っ越し代 | ¥70.5万 | |||
結婚関連 | ¥180.4万 | |||
支出合計 | ¥825.8万 | ¥1179.4万 |
※水道光熱費はマネーフォワードで計算できていない分があるので、実態よりだいぶ少なめ
王道ですが、固定費と変動費に分けて見ていきます
今年の支出を振り返る:固定費に近いもの
- 住居費:今年は引っ越しがなかったので、ほぼ家賃のみ。ちょっと高い気はしますが…
- 医師関連費:大学院学費(今年度で卒業)や学会会費など。妻の分の学会費計算を忘れていた
- 食費:妻の仕事が忙しく自分が買い物に行く機会が増えたのと(食費の金額に妻が購入してきた分は含まれていない)、ネットスーパーを使う頻度が増加したため増加。後者はやや割高だが時間を節約できるので良しとしたい
- 交通費:常勤の間は定期券だったので少し下がった。バイトだと移動が多いのでどうしても高くなる
- 水道光熱費:燃料費高騰の影響を受けて高くなった
- 通信費:UQモバイル→povoに乗り換えて2020年の17.8万(※ただし家ネット回線含む)よりさらに安くなった
水道光熱費
ロシア-ウクライナ間の戦争もあり、燃料費が高騰したのは今年のホットトピック
もともとは楽天でんきを使っていましたが、燃料費調整額が市場価格調整額へ変更されたこともあり地元の大手電力会社(従量電灯)へ出戻りしました
通信費
固定費削減の定番ですが、UQモバイル→povoへ
自分はだいたいデータ通信を15〜20GB/月くらい、通話は2分/月くらい
UQモバイル | povo | |
データ通信量 | 15GB/月 |
25GB/月 (150GB/6ヶ月) |
料金(税込み) | 2,728円/月 |
2,163円/月 (12,980円/6ヶ月) |
年間単位で考えれば当然お得ですが、povoだと6ヶ月に1度のチャージのため、家計簿管理上は月ごとの出費差が大きくなってやや扱いづらいという欠点はあります
今年の支出を振り返る:変動費
- 旅費:アフターコロナも近く、年4回ほど旅行へ行き増加
- 衣服・美容:ヒゲ・四肢脱毛に続いてVIO脱毛を開始。後はワキ脱毛くらい
- 交際費:コロナ以降で久しぶりに結婚式に参加
- 書籍:予算を多めにとっているので毎年余る
- 趣味:スマホもノートPCもタブレットも買い換えなかったので大幅減少
- 家具・家電:今年はリビング用の加湿器を追加で購入したくらい
- 日用品:シャンプーや洗剤など。毎年ほぼ変動しない
- 雑費:マリオットボンヴォイアメックスの年会費(49,500円)で増加
まとめ
2022年は2020年から続いた新型コロナウイルス感染症の流行も収まり(というか"慣れた"が正しいかも)、旅費が増加したのが印象的でした
旅費は98.8万円(2019)→47.6万円(2020)→28.0万円(2021)→64.7万円(2022)
一方で交際費に含まれる「職場の飲み会」みたいなものは消滅したまま。もともと望まれていなかったという側面もありそうですが…
2022年ふりかえり まとめ
- 総資産:+1,938万円と大幅に増えた
- ・戦略
インデックス投資はそのまま継続する
配当金目的に個別株の購入 - ・結果
ほぼ目的通りに購入ができた(インデックス投資300万円, 個別株580万円)
市況はあまり良くなかったので、評価額は減少
予想より収入が多く、キャッシュも増加 - 収入:妻の収入や副業収入が多めだった
- 支出:旅費が復活、大型出費は少なめ
来年は大学院生が終わり、久しぶりに常勤医に戻るので生活環境が変化しそうです
皆様良いお年を