私はインデックス投資という投資手法を2018年の8月から継続的に行っています。
今回は2020年末ということで運用成績をまとめたところ
2020年末のインデックス投資結果
- 開始約2.5年
- 総資産額:501.6万円 (国内株式29.3%/海外株式70.7%)
- 損益:+67.0万円 (+15.4%)
となりました。
本記事では具体的な金融商品ごとの運用成績などを紹介していきます
2020年 インデックス投資の現状・成績まとめ
インデックス投資とは
インデックス(株価指数;日経平均やTOPIXなど)に連動した値動きを目指す投資信託(ファンド)をインデックスファンドといいます
インデックス投資とは、このインデックスファンドを購入していく投資手法です。毎月一定額を購入していくことが基本となります。
ポイント
- インデックス(株価指数):日経平均, TOPIX, S&P500等
- インデックスファンド:インデックスに追従した値動きのファンド(投資信託)
- 投資信託:色々な会社の株式詰め合わせパック
1つの会社の株式だけを買うのに比べて値動きがマイルドになる - インデックス投資:長期的に見ると安定したリターンが期待できる
市場平均程度のリターンが得られ、長期で見ると経済成長が期待できるため"負けづらい"投資手法とされます。
インデックス投資について分かりやすく書かれた書籍としては下記がおすすめです。
レビューもしています
-
【インデックス投資入門】全面改訂 ほったらかし投資術を読む
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税金がお得になったり、ポイントが貰える制度がいくつかあるため、
インデックス投資の内訳
- iDeCo
- つみたてNISA
- 楽天カード クレジット決済
- その他
の4つに分けて成績を見ていきます
iDeCo:年間購入59.1万円 (損益 +11.6万円 13.1%)
iDeCoは
ポイント
- 積立金が全額所得控除となる
- 運用益が非課税
- 受給時に所得控除が受けられる
と税金面で有利な、自分年金の一種です
詳しくは下記の記事で書いています
-
iDeCoで資産形成を目指す
続きを見る
自分はSBI証券 オリジナルプランに加入しています
iDeCo
- 銘柄:DCニッセイ外国株式インデックス
- 対象市場/インデックス:先進国株式(MSCI-コクサイ)
- 毎月購入金額:2.3万円→6.8万円 (2020/6-)
- 年間購入金額:59.1万円
- 合計購入金額:29.9万円 (2019)→89.0万円 (2020)
- 評価金額:100.6万円
- 損益:+11.6万円(+13.1%)
iDeCo | 2018年 | 2019年 | 2020年 |
年別購入金額 | ¥2.3万 | ¥27.6万 | ¥59.1万 |
累計購入金額 | ¥2.3万 | ¥29.9万 | ¥89.0万 |
2020年は途中で第1号被保険者になったため、掛け金が2.3万円/月→6.8万円/月へアップしました
-
大学院生になったので、国民年金第1号被保険者・医師国保へ変更
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今年1年間の推移グラフは下記のとおりです
3月頃はコロナショックで含み損がありました(最大で-13.5%)が、経済政策もあり年後半は高めに推移しました
掛け金増加にともない資産規模も1年で3倍に
つみたてNISA:年間購入40万円 (損益 +17.2万円 14.4%)
つみたてNISAは
ポイント
- 運用益が非課税となる
- 運用商品が手数料の低いものに厳選されている(金融庁セレクト)
と、こちらも税金面で有利な制度です
詳しくは下記の記事で書いています
-
つみたてNISAで資産形成 楽天証券・楽天カード併用
続きを見る
年間上限が40万円のため、毎月3万円+6月/12月にスポットで2万円ずつ購入しています
もともとはTOPIX連動型の国内株式ファンドを購入していましたが、6月からMSCI-コクサイ連動の先進国株式ファンドに変更しました
つみたてNISAの利益が非課税となるメリットを考えると、リターンが最も期待できる先進国株式をNISA枠で購入した方が良いと考えたため(国内株式は制度外で別途購入)
国内株式ファンド
つみたてNISAその1
- 銘柄:eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
- 対象市場/インデックス:国内株式(TOPIX)
- 年間購入金額:15万円
- 合計購入金額:80万円 (2019)→95万円 (2020)
- 評価金額:110.2万円
- 損益:+15.2万円(+16.0%)
今年1年間の推移グラフは下記の通り
5〜12月は購入金額横ばいで、グラフにすると変化も少ないです
こちらも年末にかけて上がりました
先進国株式ファンド
つみたてNISAその2
- 銘柄:eMAXIS Slim 先進国株式
- 対象市場/インデックス:先進国株式(MSCI-コクサイ)
- 年間購入金額:25万円
- 合計購入金額:0万円 (2019)→25万円 (2020)
- 評価金額:27.1万円
- 損益:+2.2万円(+8.3%)
半年のみの推移です(6月から購入開始)
楽天カード クレジット決済:年間購入 40万円 (損益 +4.4万円 11.1%)
楽天証券+楽天カードで投資信託を購入すると、1%のポイントバックがあります
詳しくは下記の記事で書きました
-
【楽天証券】楽天カード クレジット決済でポイントを貯めながら積立投資【インデックス投資】
続きを見る
上限が月5万円なので、毎月5万円ずつ購入しています
iDeCo
- 銘柄:eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
- 対象市場/インデックス:日本を除く全世界株式(MSCI ACWI ex Japan)
- 毎月購入金額:5万円 (2020/7-)
- 年間購入金額:30万円
- 合計購入金額:0万円 (2019)→30万円 (2020)
- 評価金額:32.6万円
- 損益:+2.6万円(+8.5%)
半年のみの推移です
この他、5月と6月に購入した国内株式ファンドが10万円あります(データ省略 見出しは両者の合計)
その他:年間購入 76.8万円 (損益 +33.7万円 18.2%)
各種優遇制度の外側で、自主的に購入している枠です
自主的購入枠
- 合計購入金額は6.4万円/月
- -2020/5:先進国株式 6.4万円/月
- 2020/6-:先進国株式 3.1万円/月 + 国内株式 3.3万円/月
(NISA枠購入分を移行)
国内株式ファンドと先進国株式ファンドに分けます
国内株式ファンド
その他その1
- 銘柄:eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
- 対象市場/インデックス:国内株式(TOPIX)
- 年間購入金額:23.1万円
- 合計購入金額:0万円 (2019)→23.1万円 (2020)
- 評価金額:24.8万円
- 損益:+1.7万円(+7.2%)
半年のみの推移です
先進国株式ファンド
その他その2
- 銘柄:eMAXIS Slim 先進国株式
- 対象市場/インデックス:先進国株式(MSCI-コクサイ)
- 年間購入金額:53.7万円
- 合計購入金額:108.8万円 (2019)→162.5万円 (2020)
- 評価金額:194.6万円
- 損益:+32.1万円(+19.7%)
1年間の推移です
ここでもコロナショックの凹が目立っています(最大で-23%)
まとめ:2.5年で500万円
これまでの4つを合計したまとめです
2020年 インデックス投資成績まとめ
- 年間購入金額:215.9万円
- 年間購入内訳:iDeCo 59.1万円/つみたてNISA 40万円/楽天カード 40万円/その他 76.8万円
国内:海外=22.3%:77.7% - 累計購入金額:434.6万円
- 累計評価金額:501.6万円
国内:海外=29.3%:70.7% - 通算損益:+67.0万円 (+15.4%)
理想としては、市場規模に合わせて国内株式比率10〜20%を目指しています
現状は以前購入した分が多いため国内比率高めですが、毎月の投資金額は海外株式に振って比率低下を図っています
今年はiDeCoの掛け金変更・購入商品比率の見直しが主な変更点です
2020年の変更点
- つみたてNISA:国内株式→先進国株式に変更
- iDeCo:2.3万円/月→6.8万円/月に増額 先進国株式
- 楽天カードクレジット決済:5万円/月 全世界株式 追加
- その他:国内株式購入をつみたてNISA→こちらに変更
各年の成績と来年の展望
過去の成績をまとめ、表にしました
インデックス投資成績 | 2018年 | 2019年 | 2020年 |
年間購入額 | ¥74.3万 | ¥144万 | ¥215.9万 |
合計購入額 | ¥74.3万 | ¥218.7万 | ¥434.6万 |
評価額 | ¥68.9万 | ¥238.8万 | ¥501.6万 |
損益 | ¥-5.3万 | ¥20.1万 | ¥67.0万 |
利益率(%) | -7.2 | 9.2 | 15.4 |
初年度の2018年末は結構なマイナスでしたが、そこで辞めずに継続したことが現在の含み益に繋がったのではないかと思います
インデックス投資開始から約2.5年でギリギリ500万円に到達しました
来年は
2021年のインデックス投資予定
- iDeCo:6.8万円 × 12ヶ月
- つみたてNISA:40万円
- 楽天カード クレジット決済:5万円 × 12ヶ月
- その他:6.4万円 × 12ヶ月
- 合計:258.4万円
- 国内:海外 = 15.6%:84.4%
でインデックス投資を行う予定です(割り振りは今年の7月からと同じ)
当ブログでは今後もインデックス投資の成績を公開していきます