資産形成を行っていくのにあたり、証券口座は必須です。
色々と種類はありますが手数料や取扱商品の面からはネット証券がベストでしょう。
その中でも楽天証券はSBI証券と並び業界トップレベルの証券会社であり、ユーザー還元も盛んです。
どこで証券口座を開設するか迷った場合は一番オススメなので、今回は楽天証券について紹介していきます。
楽天証券での口座開設のススメ
楽天カード クレジット決済でポイントバックが得られる
楽天証券では、楽天カードクレジット決済というシステムがあります。
- クレジットカードで投資信託が購入可能(楽天カード限定)
- 決済金額の1%ポイントが獲得できる(上限月5万円まで)
- 毎月1日に積立
- 1度設定すればあとは自動で積立可能
投資信託に興味がない場合でも、値動きの少ない国内債券に連動したインデックスファンドの購入で、ほぼノーリスクでポイントだけを獲得可能です。
楽天証券+楽天カード クレジット決済については下記の記事で詳しく書きました。
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【楽天証券】楽天カード クレジット決済でポイントを貯めながら積立投資【インデックス投資】
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手数料がネット証券最安値レベル
投資信託
2019年12月16日受付分より、楽天証券で扱う全ての投資信託の買付手数料が無料となりました。
手数料は確実なコストなので、これが低いものを選ぶことは大切です。全て無料というわかりやすさは良いですね。
個別株式
今回は現物取引手数料で比較します。
個別株式では超割コースという1回の取引毎に手数料がかかるコースと、いちにち定額コースという1日の取引金額に応じて手数料がかかるコースの2つがあります。
両コースの切り替えは営業日ならいつでも可能で、翌営業日から反映されます。
超割コース(1取引ごとの手数料)
取引金額 | 手数料(税込) |
〜5万円 | 55円 |
5〜10万円 | 99円 |
10〜20万円 | 115円 |
20〜50万円 | 275円 |
50〜100万円 | 535円 |
100〜150万円 | 640円 |
150〜3000万円 | 1013円 |
3000万円〜 | 1070円 |
他ネット証券との比較です。SBI証券にかぶせていくスタイル
厳密に言うとポイント0.1%分だけSBI証券の方が上回っていますが、誤差の範囲内と言って良いでしょう。
また超割コースでは大口優遇の判定条件いずれかを達成すると、10万円までは手数料無料+ポイント還元率が2%となります。
この場合は手数料・ポイント還元ともにSBI証券を上回りますが、金額が大きいので専業投資家でない方にはちょっとハードルが高いですね
いちにち定額コース(1日の取引金額に応じた手数料)
1日の取引金額合計 | 手数料(税込) |
〜50万円 | 0円 |
50〜100万円 | 943円 |
100〜200万円 | 2200円 |
200〜300万円 以降100万円毎に1100円追加 |
3300円 |
他ネット証券との比較です。こちらも追従姿勢が明らかですね
"デイトレーダー向き"と称されることが多いコースですが、値下げ競争の結果1日購入料が50万円以下の場合は0円で超割コースよりも安くなっています。
そのため個別株式を少しずつ買うスタイルの場合でも、いちにち定額コースで良いかと思います(1株5000円以上のものはむしろ高くなってしまうことに注意!)
楽天市場でSPUアップになる
SPUとはSuper Point Up Program(スーパーポイントアッププログラム)の略です。
楽天の各種サービスを利用することで、楽天市場でのポイント還元率が上がるというものです。
サービスごとにポイント還元率が上がる条件は異なっています
楽天証券 SPU達成条件
- 楽天スーパーポイントコースの設定
- 月500円分以上のポイント投資(投資信託購入)
楽天スーパーポイントコースの設定
楽天証券>(画面右上)設定・変更>ポイント>ポイント設定とすすみます
このページのポイントコース設定で、コースが楽天スーパーポイントコースになっていればOKです。
もう一つの"楽天証券ポイントコース"の場合はコース変更をしましょう。
ポイント投資
ポイント投資では投資信託の購入がSPU判定対象となります。個別株式は対象外であることに注意しましょう
購入方法としては2種類があります。
- スポット購入(任意のタイミングで購入)
- 積立注文(あらかじめ設定しておくと自動で引き落とし)
楽天カード クレジット決済の記事でも書きましたが、毎月の自動積立でポイントを利用する設定にしてしまうと、楽天カードでの決済額が減少するためポイント還元の恩恵(Max 5万円/月)を最大限に受けられなくなります。
そのため、少し手間ですがSPUを満たすためのポイント投資は手動で行う(スポット購入)のがおすすめです。
楽天証券のホームページから任意の投資信託を検索し、スポット購入から購入を行いましょう。何がよいか分からなければeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)にしておけば大きな間違いはありません。
なお、500円購入するうちで1ポイントでも使えばSPU条件は達成可能なので、毎月500ポイントたまらない人でも大丈夫です。
まとめ
証券口座が一つもない場合は、楽天証券にしておけば無難で間違いがありません。
楽天証券を使っていて具体的に不満点が出てきたら(端株購入ができない・特定の商品がないなど)、その時点で他の証券口座を開設すれば十分と思います。